【欧州生活】水漏れ修理業者、コミュニケーション不足の結果ガレージの天井に穴あけて塞がずに帰って行った

私の住む北イタリアでは昨日の夜から雨が降り続けているのだけど、アパートの管理者からガレージに水漏れが発生しているようだから確認させてほしいと連絡があった。

 

たまたま在宅をしていたこともあり、管理者が手配した修理業者の対応をすることができたのだが何とも急な話だ。

 

今回の雨よりもっとひどい時も水漏れは発生したことはないし、昨日も特に水漏れは見当たらなかったので、一晩でそんなに振ったのかと驚いたが、ガレージに入ったところ特に水漏れはない。

 

おもむろに業者がガレージの天井にカッターを突き刺し、あっという間に穴を開けてしまった。

 

いきなり穴を開けたのにも驚きだが、カッターで切り取れるほど柔らかい天井にも驚いた。

 

くりぬいた天井はなかなかのサイズがあったのだが、業者は片手で楽々と持ちげていたので、おそらく薄い板の裏に発泡スチロールのような緩衝材がついているタイプの天井だったのだろう。

 

ハリボテすぎて今後が不安だ。

業者がくり抜いた穴

 

穴を開けて天井裏を見るも水漏れはなかったようで、開口一番、

 

「水漏れはどこなんだ?」

 

いやいや、私は水漏れなんて確認していないし、確認させてくれと管理者から聞いていた。

 

どうやら業者は水漏れを治せと聞いていたようだ。

 

英語も通じないから説明もできないし、取りあえず業者から確認してもらうことに。

 

とりあえずお開きということで穴を開けたまま帰ってしまった。

 

イタリアらしいというかなんというか。

 

掃除だけしていってくれただけマシなのだと自分に言い聞かせるようにする。

 

イタリアではこのように家の不具合が多々起こる。

 

都度オーナーに連絡して業者の人に来てもらうのだが、なんとも素人っぽいおじ様たちがくるので、修理もDIYレベルにしか思えない。

 

日々カルチャーの違いに驚かされる駐在員生活だ。

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